2019
23
Mar

百合小説

18禁創作百合エロ小説 ヤンキーがオタクに強請られオナる百合(ハイエナ)


「……っあ、…………くっそ、ヤメロ……、……ぅ、バ、カヤロ……、……ぁ…………」
「それが先輩に対する口の利き方かよ? やめてください、だろ? ん?」

放課後の校舎裏。
地面に腹ばいになった私は、肩を押さえ付けられて身動きできないまま、せめてもの抵抗に、上に乗っている先輩を必死に罵倒していた。
しかし、肩を抑える手にぐっと体重をかけた先輩は、反対の手で私自慢のパツ金サラサラストレートロングな髪を乱暴に掴み上げ、骨に響くような声で、クソムカつくことを言ってきやがった。ふざけんな、と言いたかったが、同時にズシンと腰をぶつけられちまったもんだから、抗議の言葉のかわりに、自分から出ているとはとても信じられないほどの甘ったるい喘ぎ声が漏れた。

「ざまぁないよなぁ? 喧嘩売った相手に返り討ちにされて犯されてんだから。なぁ、どんな気分か言ってみろよ。感じちゃって悔しいとかよ」
「……ッ、だ、誰が! 感じたり、してねぇ……、……ぅあッ、や、んっ……」

先輩は私を煽って、ぐりぐりと腰を押し付けてくる。思わず声が漏れちまうのもムカつくけど、先輩の言ってることがバッチリ正解ってことにも、めちゃくちゃ腹が立った。
この人は喧嘩無敗を誇る私を、ほとんどワンパンで沈めた相手だった。拳は硬く、重かったし、ドスの効いた声は、頭に直接響くみたいで、殴り倒されたときは正直、信じられない気持ちと一緒に、ちょっときゅんした気持ちが湧いた。初めて出会った、自分より格上の相手に抱かれてんだから、少しくらい感じちゃっても無理ないだろ?
…………って、私は何を考えてんだ? ウソウソ、きゅんとしたりなんかしてないし! こんなの全然気持ちよくなんかないし! ただひたすらムカつくだけだし!

「先輩、変わってくださいよ」

私が乗っかられたまま血迷った考えを追い出そうと躍起になっていると、後ろから聞き覚えのある声がした。一瞬、ふっと身体が軽くなって、それからまたズシッと何かが背中にのしかかってくる。
何が起きたのかと思って振り返ると、そこには見覚えのある、前髪の長い黒髪メガネの姿があった。最近のムカつきランキング堂々一位のクラスメイトだ。

「……さ、猿山、てめ、何して……、……っあぁ、……ひぅッ」
「いやー、犬上サンが可愛い声で鳴いてるからさー、私もシたくなっちゃって?」
「……っざけんな! どけ! ……んぁ、やぁ……、やめ…………ッ、うああ、先輩! 先輩!」

たまらずに叫んだときには、先輩の姿は煙みたいに消えていた。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

「せんぱーい? 結月先輩ー? 大丈夫ですかー?」

気の抜けた声に身体を揺すられて、私は悪夢から目覚める。
屋上で授業をサボっているうちに眠りこけていたらしい。コンクリートに横になってたせいで、体重がかかっていた腕やら腰やらがじんわり痛む。その上、制服のワイシャツやスカートが、べったり肌に張り付いていて、触らなくても全身に嫌な汗をかいているのがわかった。

「どしたん、結月? ナイトメア見た?」
「すんごいうなされてましたよー?」
「昼メシ、犬上さんの分も買ってきましたけど食えます?」

起き上がった私に、その場にいた三人の人物が、口々に声をかけてきた。よくつるんでいる不良仲間たちだ。
今まで見ていた夢が最低最悪だったせいで、起き上がりはしたものの、私は三人の顔を見るのがなんとなく恥ずかしかった。とりあえず礼を言って、差し出されたカレーパンと牛乳を受け取り、油っぽい衣のカレーパンに齧り付く。割と辛めのカレーパンを牛乳で流し込むと、ちょっとずつ気持ちが落ち着いて、酷い夢を見たと打ち明けることができた。

「まー、夢で良かったじゃん。てか結月、最近悪夢率高くね?」

長い黒髪を耳にかけながら聞いてくるコイツは、中学から一緒のマブダチ的同級生、辰巳和花。
ヤンキーの私とは対照的な優等生で、人形みたいな美形の人気者だけど、剣道やってて腕っぷしが良いせいか、昔から妙に気が合って、今もクラスは違うけど仲がいい。私にとっては数少ない本気で気を許せるヤツだ。

「えー、先輩、そんな悪夢いっぱい見てるんですかぁ?」

派手なネイルをした指を丸めて、気の毒そうに声を上げるのは、一つ下の一年生、兎洞理沙。いわゆるギャルというヤツで、髪型もメイクも毎日変わる。今日は胸まで伸ばしたふわふわの髪を、デカイ花の髪留めでサイドにまとめたスタイルだ。どういうわけか私に懐いているらしく、気がつくと周りをちょろちょろしてる。顔も性格もカワイイから、今のとこと悪い気はしてない。

「犬上さんがうなされるレベルの悪夢とか怖すぎっすね」

私をさん付けで呼ぶ有馬凪沙は、入学式のとき、カツアゲかましてきたのをきっかけにボコった同級生。ツンツンに尖らせた真っ赤な髪に、ピアスだらけの耳、私とは頭一個半分くらい違う長身で、かなりイカツイ見た目をしてる。でもケンカはそんな強くなくて、あっさり負かした後には、子分にしてくれってしつこく付きまとってきて、以来、ずっと自主的に子分をしてる変わったヤツだ。もう慣れたけど、一匹狼タイプの私には、親分扱いはやっぱりちょっとむず痒い。

三人はそれぞれ私の悪夢についてコメントして、それから息を合わせたみたいに一斉に、どんな夢だったのか聞いてくる。けど、先輩とクラスメイトに無理矢理ヤられてる夢だとは、口が裂けても言えない。

「あー……、超でっかい……、山? が降ってきて、潰されて、動けない……的な? よく覚えてねぇよ」
「金縛りにでもあってんのかもな」
「夢占い的にはー、下敷きになる夢って悩みがあるときの夢らしーですよー? 理沙、相談乗りましょーか?」
「私も子分として、聞くっすよ、犬上さん!」

てきとーに誤魔化すつもりが、悩みと言われて、私はちょっとギクッとした。さっきみたいな悪夢をよく見るってこともあるけど、私の悩みはそれだけじゃなかったからだ。
その悩みってのは――、

「おいすー、ヤンキーちゃんたちに差し入れでーす」

背後から聞こえたチャラくさい声に、私の心臓がばっくんと音を立てて跳ね上がる。眉間にしわを寄せて声のした方を睨むとそこには、ついさっきまで、夢の中で私に乗っかっていたクラスメイト、猿山が立っていた。私の前に座った仲間たちは、私の気も知らずに、猿山が持ってきた三段重ねの重箱に歓声を上げる。

「わ~い、猿山先輩の差し入れひさびさ~。甘い卵焼きあります?」
「ハンバーグもらうぞ」
「ハイ、犬上さん! からあげ確保しました! つーか猿山、今日、量少なくねー?」
「悪いねぇ。昨日はみんな食欲旺盛でさー、あんま余らなかったのさー」

猿山はヘラヘラ笑って、さも当たり前のように私の隣に胡坐をかいて座り、自分の弁当箱を広げる。
目を覆う長い前髪に、校則通りきっちり着た制服、黒縁のメガネ、全体的にもっさりオタクっぽい外見の猿山は、誰がどう見ても、ヤンキーの溜まり場である屋上には相応しくない人間だ。なのに、こうやって時々昼メシを持ってくるせいか、すっかり仲間たちに気に入られていた。
猿山の家は、合宿か何かに使われることがよくあって、そこで振る舞った食事が余るらしい。前は家族で数日かけて食べ切っていたらしいが、ここに持って来ればあっという間に無くなると気付いてからは、こんな風に重箱にしこたまおかずを詰めてやって来るようになった。これが結構美味くてみんなも気に入ってるもんだから、私も猿山を追い払えない。それに猿山のことは気に入らねーけど、正直、猿山の家のからあげは絶品だ。和花と理沙が真っ先に手を付けた、卵焼き、ハンバーグの他にも、コロッケ、餃子、野菜炒め、おひたし、きんぴら、サラダなどが詰め込まれて豪勢だし、どれもこれも美味い。一体どんな夕飯を出してるんだーなんてつっこむ気にもならなくなるくらいの美味さだ。
私は凪沙が重箱のフタに確保してくれた、からあげと他のおかずを受け取って、黙々と食べる。じゅわっと染み出る油と、漬け込んだタレのニンニクやショウガの風味を味わいながらも、隣に座った猿山が気になる私は、ちらっと横目に、猿山の顔を盗み見てみた。猿山の方は、特に私に注意を払ってはいないようで、野菜も食べようなー、と誰に言うでもなく言って、みんなにミニトマトを手渡している。当然のようにそれは、私が手に持ったフタの上にも乗せられた。トマトは嫌いだってのに。本当にコイツはイチイチ感に触る。

「そーいえばさー、購買のチョコデニッシュって、前の日職員さんに言えば取っといてもらえるらしいよ」

私が鋭く睨んでみせたってのに、猿山はまったく気にせず、面白くもない噂話を始めた。だからなんだよって言ってやろうと思って、口の中のミニトマトを急いで飲み込もうとしたら、理沙がそれより早く、マジですか! と歓声を上げて、猿山の話に食いつく。菓子好きの理沙にとっては、購買のチョコデニッシュの話は、興味深い話題だったらしい。

「私ちょっと行ってきます!!」
「有馬さんもアレ好きだよねぇ、一緒に行って来たら?」
「は? え? お、おう。そだなー。い、一緒に行こうぜ、理沙。た、辰巳もどうだ?」
「俺はいい」
「おお、そか……」

ぽそっと言うと、凪沙はバリバリ頭を掻いて、顔の前でチョップするみたいに手を動かすっていう謎の動作をする。それから急いでおかずを平らげ、私に一言挨拶をすると、理沙と一緒にダッシュで購買へ走って行った。
理沙はともかく、凪沙は甘い物は苦手じゃなかったか? 私は一瞬、首を捻る。けどすぐに、あのチョコデニッシュはかなり美味いし例外なのかもな、と考えて、残っている野菜炒めを口へ運んだ。
重箱の中がすっかり空になると猿山は、さすがヤンキーは食べっぷりが良い、なんて抜かして、重箱を風呂敷に包みだす。和花が、お前だって相当食うじゃん、と言って、B5ノートほどもある猿山の弁当箱を指差した。

「しかもお前、俺らがここにいなかったら重箱の方も自分で食うんだろ?」
「いやいや、さすがに昼に全部食うのは無理だって。三時くらいになったら入るけど」
「よくそれで太らないよな、もっとファットな体型でもおかしくねーのに……」
「ふっふっふっ、秘訣は食べ過ぎのとき、家まで走って帰ることさ」

二人が親しげに話すのが面白くない私は、食べたばかりなのも構わず、その場に大の字に寝転がる。和花が、牛になるぞ、って声をかけてきたけど、私は適当な生返事を返しただけで、そのままなんにもない空を見上げた。雲が一個もない色の濃い青空に、もう夏になるんだなー、なんて、ありきたりな感想を浮かべていると、立上った和花が、次は体育だからまた放課後に、とまだ予鈴には早いのに、ひらひら手を振って、階段の方へ歩いて行っちまった。

「ちぇ、冷てぇの……」

別に和花はいつも通りなんだけど、なんとなく冷たくされた気がして、思わず愚痴が出た。
それもこれも全部猿山のせいだ。これまで私は、ここで仲間と楽しくやってたのに、コイツが現われてからは、どーにもこーにも居心地が良くない。
まあ、コイツと私の関係を思えばそれも当然だろう。
でもどんな関係なのかは誰にも知られたくねえから、私は仕方なく、たまに話すクラスメイトくらいの扱いをして、周りをチョロチョロされても黙って耐えているのだ。もちろんやられっぱなしは性に合わねえから、いつか絶対ボッコボコにしてやる! と、固く心に誓ってるし、今も決意を新たにしてる。
と、ここで私は、ふと気づく。
理沙と凪沙に続いて、和花も屋上から去ってったってことは、今ここには――、

「やー、二人っきりだねぇ、犬上さん」

冷たい汗を吹き出しながら飛び起きると、私の足元の辺りに座った猿山が、ニタニタ笑ってこっちを見ていた。

「そろそろ今週の分をお願いしたいんだけど、このあととかどう? 次現国だし」
「い、いや……、今日は……、ま、まだ絶賛アレの日中だし……」
「ええー? とっくに終わってるでしょー? ちゃあんと前誘った日から七日空けたしさ……」

じりじり後ずさる私に、猿山は声のトーンを下げながら迫ってくる。

「ほら、どこでヤるか決めてよ。約束したんだしさ、ねぇ?」

すだれみたいな前髪の奥の、メガネの奥の目が、ギラギラ光って、冷や汗まみれの私を映している。蛇に睨まれた蛙ってまさにアレだ。でも普通ヤンキーとオタクなら、ヤンキーが蛇で、オタクが蛙であるべきなのに、ムカつくことに、私と猿山ではこれが逆になっちまってる。こんなの到底許せねえし、心底頭に来るってのに、私は猿山を殴り飛ばすこともできない。
クソが、死ね! 苦し紛れに吐き捨てて立ち上がると、私はダンダンとコンクリを踏み付け歩いて、後ろをついてくる猿山と共に、階段を下りて屋上を後にした。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

バカン!
蹴飛ばしたら思いの外大きな音を立ててドアが開いた。
やってきたのは、私たちがいた屋上に近い3階の奥のトイレ。ここは周りが、よっぽどのことがないと使われない空き教室ばかりで、一日を通して人気の少ない場所だった。
私は手洗い場で手を洗ってから、一番奥の個室を開けて中に入り、その後に猿山が続いて、ドアを閉め、鍵をかける。
振り向かなくても、後ろにいる猿山が、ニヤニヤしながら私の後頭部を見つめているのがわかって、むちゃくちゃに腹が立った。ため息交じりに、またここかぁ、なんてぼやくのが、さらにムカつきを煽る。怒りに震えた拳を握りしめていると、猿山はスッと耳元に顔を近づけて、ほら早く、と低い声で催促をしてきた。

「…………指、一本でも触りやがったら……」
「はいはい、腕でも脚でも好きなトコ折っていいから早く」

猿山のヤツは、クソオタクの癖に、武闘派ヤンキーのこの私が睨み付けても欠片もビビってない様子で、私を急かす。私はぎゅっと奥歯を噛みしめて、便器に向かって右側の、トイレットペーパーがついていない方の壁に向かい、そろそろと脚の間に手を伸ばした。
できるだけ猿山から見えないように背中を丸めて、スカートを捲り上げる。長く、ふーっと息を吐き出してから、私は意を決してパンツの中に手をつっこんだ。

<続>

あとがき

お手に取っていただき、ありがとうございます。嗚呼蛙でございます。
今回は冒頭の注意書きにあります通り、ふたなり亜種的な世界観でのお話です。主人公がヤンキーということもあり、BL感の強い仕上りになるように意識して書いております。好みが別れそうで若干心配もしていますが、上手くいっているかは読者さまのみぞ知るですね。お楽しみいただけていると信じて書き上げたいと思っております。
ちなみにこのあとの展開ですが、お察しの通り、結月ちゃんが猿山の要求に逆らえず、オナ見せに励んじゃってます。ストーリーの都合上、オナニーばっかりで、肝心のセックスがなかなか出てこないかもしれませんが、よろしくお付き合いください。

以上、手短ですが、あとがきでした。
続きはこちらから。お楽しみいただければ幸いです。

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後に続くアダルト百合小説シリーズのプロローグ的位置づけの全年齢向け作品となっております。


「露出趣味をオタクに見抜かれオナ友契約を結んでしまったヤンキーの私は!?」というタイトルでKindle等から出版の18禁創作百合エロ小説の1巻です。
あとがきまでそのまま載せたので、サイトだとなんか変な感じですね。

2巻以降はこちらへどうぞ。

まだ出版に至っていない最新話はこちらに掲載しています。

前の18禁と違って、一度のえっちを事細かにって感じでなく、ちょっとずつエロいことをしていく感じにする予定。たぶんオナニー多目。
また、ハイエナ設定で、ヤンキー受けなので、たぶんBL味が強い感じになっていくと思います。

というかハイエナって性別がない設定なので、BLとも百合とも言えますから、なにか新しい名前が必要かもしれないですね。百合の「ゆ」と、薔薇の「ば」で、湯葉とか?まぁ、ふたなり亜種な百合ですかね。

ハイエナについてはこちらを参照してください。
ハイエナ設定解説

 

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